メダカワールド

埼玉県飯能市のメダカワールドです!メダカの繁殖、メダカ通信販売、新種のメダカ取り扱い専門店です

メダカQ&A

メダカの習性について教えてください。

メダカは昼行性で群れをなして水面近くを泳ぐ習性があります。また、群れには力関係の優劣があり、大きな群れでは、もっとも強いボス的なメダカだけは底にいることが多いです。雑食性で、プランクトンやボウフラ、水面に落ちた小さな昆虫、藻類など、自然界では実に多種多様なものを食べます。

メダカの種類について

日本のメダカは、品種改良によっていろいろな種類が誕生しています。体色や体型などのテーマごとに集めてみたり、お気に入りの種類だけを群栄させてみたり、その組み合わせによってメダカ水槽の雰囲気もがらりと変わります。定期的にメダカの品評会なども開催されています。

メダカを育てる容器はどうすればよいですか

メダカの飼育として一般的なのは、ホームセンターなどで売られている水槽セットにカモンバやアナカリスなどを植えたものですが、その他に陶器製のメダカ鉢などもあります。

水槽の大きさと飼育の数はどうすれば?

水槽で濾過器を使う場合には、5リットルほどの水槽で20匹程度までがまで適しています。濾過器を使わない場合は5リットルで5匹程度が可能ですが、水槽の中の水草の種類や量によっても異なります。

メダカの餌にはどんなものがありますか?

メダカはエサをほとんど丸呑みにしてしまうため、消化のしやすさはエサ次第ですが、一般に生きエサは人工飼料に比べて消化が悪く、消化不良の糞は分解にも時間がかかるため水中で腐敗し水を悪しがちです。初心者の場合はフレーク飼料や粒状飼料を専門店で購入されることをおすすめ致します。

メダカを繁殖させる事は出来ますか?

メダカの繁殖について気をつけておきたいポイントは二つです。ひとつは水温で、18度以上を保つようにします。オートヒーターなどで常に18度以上の水温を保つことができれば、年間を通して繁殖が行われるようになります。人工孵化と自然繁殖がありますが自然繁殖のコツは、大きめのメダカ鉢やメダカ水槽にできるだけたくさんの水草を入れ、4~5匹のメダカだけをゆったりと飼ってあげることにあります。

メダカの病気について教えてください。

メダカの病気には次のような病気があります。

白点病
多くの淡水魚にとっても最もかかりやすいポピュラーな病気です。よく目立つ白い点がヒレや体につくため発見しやすく、早めに処置すればすぐに治ります。また、病原虫は爆発的に殖えますが、その時に魚の体から離れるため、強い水流を起こす強力な濾過器を使用していると、何もしなくても治ってしまう場合があります。

治療には多めの水換えと、染色系魚病薬(メチレンブルーなど)による薬浴が効果的です。水草が入っている場合にはグリーンFクリアーという魚病薬を使用します。水温が急激に下がると発生しやすいので、この点には十分に注意しましょう。

水カビ病
体表に半透明の白い付着物が生じる病気です。輸送時のスレなどによって感染する他、別の病気が発生した際に二次感染を起こします。

治療には染色系魚病薬(メチレンブルーなど)による薬浴が効果的です。

尾ぐされ病
淡水魚の代表的な細菌感染症で、ヒレの端から溶けていくようになり、患部には濁った粘液状の物質が付着します。尾ぐされ病は合併症を引き起こしやすい上に病状がエラに進行すると致命的となりますので、見つけ次第、一刻も早く治療する必要がある病気です。

治療には多めの水換えと、抗生物質(グリーンFゴールドなど)による薬浴が効果的です。水草が入っている場合には観パラDという魚病薬を使用します。ヒレの損傷が激しい場合には染色系魚病薬(メチレンブルーなど)も併用します。

エロモナス症
ヒレや体が充血したようになる病気です。一見、初期症状に見えても、すでにエラにまで感染していることが多いため、外観の病状以上に深刻な病気です。このため、見つけ次第すぐに治療が必要です。進行が早く死亡率の高い、危険な病気と言えます。水温が高いときにより発生しやすくなります。

治療には抗生物質(グリーンFゴールドなど)による薬浴が効果的です。水草が入っている場合には観パラDという魚病薬を使用します。1日の差でも手遅れになりますので、一刻も早い対処を要します。